小規模農家の米づくりを九州からお届けします。

九州の山間地で、米づくりをしています。その中で色々な出来事や田舎ならではの情報を発信します。

早期水稲”コシヒカリ”の管理状況です。

コシヒカリの生育状況

昨日は土曜日で仕事がお休みでしたので、田んぼの管理へと出かけました。生育状況や病害虫の観察をまず行い、「ん〜順調だ!」と自分に言い聞かせて満足しました。自己満足?いや~本当に生育はバッチリです。

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コシヒカリ生育状況

今日の作業

前日は天候が良くなかったのですが、天候が良かったのでまたもや雑草対策です。この雑草対策作業がなければいいのになあ~と思いながらやっています。いつもの背負い式草刈機で3時間ほど草払いを行いました。

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草刈作業

そしてその後、追肥作業(肥料を施すこと)を実施しました。JA(農業協同組合)の耕種基準では田植直後に活着肥えをやるようになっていますが、私の場合田植え直後は肥料分はやりません。その分を出穂予定時期から55日前に本格的に肥料を一回だけ施肥します。それが今日と言うことです。

私の米づくり

田植前の元肥については、JA推奨の肥料を反当たり40Kですが私は32k(基準の80%)施します。少し基準より少なめですね、それから前述したように出穂予定時期55日前に、肥料のオール10を反に20k施しています。このやり方は、井原豊氏の「への字稲作」に似た作り方になります。ポイントは、最初は少なめの肥料で根張を作り一番肥料が必要な時期に必要なだけやって、登熟期(稲穂が硬くなり熟すること)までに肥料分を使ってしまうやり方と私は理解してやっています。

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肥料散布

ただ、周りの農家の方たちはJAの耕種基準どうりで栽培されています。私がこんなやり方でお米の栽培をやっているとは誰も思っていないと思います。今日の作業はこれで終了しました。収穫まで、約3ヶ月これからも田んぼの管理頑張ります。


父は、出かけていて留守でした。帰ってから父に電話すると町内の温泉に行っていたみたいで元気そうでした。近頃よく町内の温泉に行くようになり、また友達もできたみたいで良かったなあと思っているところです。