小規模農家の米づくりを九州からお届けします。

九州の山間地で、米づくりをしています。その中で色々な出来事や田舎ならではの情報を発信します。

今日は、父と早期水稲の手入れ

兼業農家の米づくり紹介

サラリーマンの私は、兼業で早期水稲を栽培しています。面積は約50a(5反)、品種はコシヒカリです。本業の仕事の疲れもありますが、85歳の父が守ってきた農地を荒らすわけにはいかないと思い休みごとに農業をやっています。この米づくりもきつい時もありますが、収穫を終えた時の一息はホットします。

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田植え後のコシヒカリ

今日の作業状況

85歳の父が脳梗塞を起こしながらも田んぼのことを気にしていることを考えると作業をやらずにいられません。そこで、今日は田んぼのまわり、いわゆる畦畔(あぜ)の草払いです。背負い式の草刈り機で平坦なあぜ、傾斜面の法面の雑草を刈り取っていきます。草の状況は、田植えを4月1日に行ったので、田植え前に草払いは1度行うので、そんなに大きくはなっていなかったです。

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草刈作業

今日使用した草刈り機が人の何倍の仕事をしますので助かります。昔はもっぱら鎌での草払いでしたので時間も相当かかっていました。また、この草刈り機は混合油を燃料にして動いていて、その燃料の調合も自分でやります。ガソリン50に対して2サイクルエンジンオイル1の割合、いわゆる50:1で調合して利用します。他の農家は、ガソリンスタンドから混合油を購入して使っておれるみたいです。買うより自分で作ったほうが少し安いのでそうしています。


ここで父の作業参加について周りの意見紹介です。2時間程度の草払いでしたが、父が私が刈った草を集める手伝いをします。近所の人たちは、まだ田んぼの”手伝いをやらせているの”と言われます。高齢の父を私がこき使っているとでも思われるのでしょうか?


でも、社協のケアマネジャーさんは、”少しぐらい好きなことを運動の目的でされた方が本人には良いんですよ”とアドバイスをいただきました。私も週に一回程度の運動と思うと絶対いいと思います。それと本人が一番やりたがっていることですから、私も今までどおり体調がいい間は手伝ってもらうつもりです。


まあ色々な意見もあるでしょうが。自分のことは自分で考えることとして、今日は田んぼの手入れを頑張りました。収穫まで後4か月父と米づくりに奮闘します。